6月に入り、全国的に気温と湿度が上昇しています。梅雨の時期であるにも関わらず、熱中症のリスクは非常に高く、特に屋外作業や倉庫内作業、工場勤務の現場では注意が必要です。
■ なぜ6月が危険なのか?
- 体が暑さに慣れていない(暑熱順化が未十分)
春から急に気温が上がる6月は、体がまだ夏の暑さに対応できていないため、熱中症にかかりやすい傾向があります。
- 湿度が高く、汗が蒸発しにくい
梅雨時期は湿度が高く、汗をかいても体温が下がりにくいため、熱が体内にこもりやすくなります。
- 室内でも油断大敵
エアコンをまだ本格稼働していないオフィスや、通気の悪い倉庫などでも、湿度と気温の影響で熱中症になるリスクがあります。
■ 企業が実施すべき熱中症対策(6月版)
- 水分・塩分補給の徹底
→ 社内・現場にウォーターサーバーや経口補水液を常備しましょう。
- 暑熱順化トレーニングの推奨
→ 少しずつ体を暑さに慣らす習慣を作る(軽い運動や屋外作業の段階的な導入)。
- WBGT(暑さ指数)測定と表示
→ 職場環境の危険度を可視化し、行動指針を示すことが重要です。
- 服装の見直しと冷却グッズの導入
→ 通気性の良い作業服、空調服、冷却スカーフなどの活用。
- 従業員への教育・注意喚起
→ 月初の朝礼や掲示板などで「6月は特に注意すべき月」であることを啓発しましょう。
■ 最後に
熱中症は重症化すると命に関わる問題です。6月はまだ「夏本番」ではありませんが、予防が最も重要な対策です。社員の安全と健康を守るために、早め・徹底的な対策を社内で共有しましょう。
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